自分が嫌すぎる…苦しいときに読む|原因・楽になるヒント4つ

更新日 2023年05月18日 | カテゴリ: もやもやする

「自分はなんでこんな人間なんだろう…」「こんなどうしようもない自分が嫌だ」「どうしてこんなダメなんだ」という気持ちが出ることはありませんか?
何か失敗をしてしまったり、何をやってもうまくいかないときは、自分に嫌気がさしてくるものです。
また、原因がはっきりしていて一時的なものだけでなく、「自分が嫌い」という気持ちが常に胸の奥に渦巻いていて、苦しんでいる方もいるでしょう。

このような「自分が嫌い」という気持ちは一体どういうことなのか。その気持ちが起こる原因と対処方法について解説します。

この記事のまとめ

  • 「自分を嫌い」になる原因は、過去の傷つきから自分を守る、完璧主義、幼少期の経験、他人との比較など
  • 「自分が嫌い」で苦しい時の対処法は、気持ちを受け入れる、自責を一時停止する、できていることを書き出す、誰かに相談するなど

→自分を好きになれず悩んでいる人はオンラインカウンセリングでの相談もおすすめ

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目次

  1. 自分が嫌いになる原因とは?
  2. 「自分が嫌い」で苦しい時に楽になるヒント4つ
  3. 「自分が嫌い」な気持ちを、カウンセリングで吐き出してもOK

自分が嫌いになる原因とは?

過去の失敗での傷つきから自分を守っている

「自分が嫌い」という気持ちの奥には、自分が自分を否定することで、他者に嫌われたりガッカリされることに予防線を張っているという場合があります。

つまり「自分が嫌い」という気持ちを持ち続けることは、自分を守るために起きている場合もあるのです。自分の心を守ろうとする働きはおかしなことではありません。
そして、このような傾向は、過去に人との関係の中で傷を負ったことで強くなることもあり、また繊細な性格からくる場合もあります。

自分に対する理想が高く、完璧主義の傾向がある

「自分が嫌い」という気持ちを持つ人の中には、とても真面目で自分に求めるレベルが高く、「こうあらねばならない」という理想がある場合があります。
その理想に見合わない自分に対して、憤りを感じたり、自分自身を認められなくなり、自分が嫌いになってしまうという人もいるでしょう。

またこのような理想は、家族や他人からの期待や理想に応えたい気持ちが高いことから生まれることもあります。
そして結局自分や他人からの期待に応えられなかった時、応えられないと分かった時、自分に自信がなくなっていきます。

幼少期に親に認めてもらえなかった経験がある

幼少期に、親や先生などの大人に認めてもらえなかったり、過剰に否定された経験があると、「自分には価値がない」、「何をしてもダメ」という無意識の思い込みが根づきやすくなります。

「どんな状態でも自分は愛されている」と感じられる無条件の愛情を受け取れなかったことが、自己肯定感を下げ、「自分が嫌い」という気持ちを大きくしてしまいます。
さらに、大人になってからの恋愛・友人関係・職場環境での傷つき体験も「自分が嫌い」という気持ちを大きくする原因となりえます。

他人と比較してしまう

周りと比べて「劣っている」「うまくできていない」と感じ続けることで、自己否定や無力感をおぼえやすくなります。特にSNSでは他人のいい部分だけが見えやすく、現実の自分との差を感じやすくなり、「自分が嫌い」と感じる場面が多くなるでしょう。

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「自分が嫌い」で苦しい時に楽になるヒント4つ

「自分が嫌い」という気持ちを否定しない

「『自分が嫌い』だと感じてはダメだ」と思うと、さらに苦しくなってしまいます。
そんな時は、「今、苦しいんだな」「私は嫌いな自分と一緒に生きてるんだ」と、まずそのままの気持ちを認めてあげましょう。自分のネガティブな感情を否定せず、感情の存在を受け止めるだけで、少しずつ落ち着きます。

「自分を責める思考」を一時停止する

自分へのダメ出しが止まらないときは、いったん頭の中の「批判の声」にストップをかけましょう。心の中で「今は責める時間じゃない」「休憩」と唱えてみると、少し落ち着くかもしれません。

自責を一切やめて完璧にポジティブになる必要はありません。「自分を責めない時間」を作るだけでも十分です。

「今できていること」・「耐えてきたこと」を書き出す

小さなことでもいいので、「今できていること」や、これまで「耐えてきたこと」を可視化してみましょう。
例えば、「今朝時間通りに起きた」「疲れていても仕事に行った」「人に優しくできた」…など日常的でささいなことでかまいません。

こうすることで、「私は何もできてない」という思い込みをほぐし、事実を見つめ直すことができます。

「自分が嫌い」で苦しい気持ちを誰かに話してみる

とはいえ自分だけで抱えると、なかなか「自分が嫌い」という気持ちから離れるのは難しいもの。状態によっては苦しみはどんどん増幅することもあるでしょう。
そんな時は、カウンセラー、友人、家族など、信頼できる相手に苦しい気持ちを伝えてみましょう。

ポイントは、アドバイスをもらうことを目的にするのではなく、ただ聴いてもらうこと。これだけで心が軽くなるでしょう。

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「自分が嫌い」な気持ちを、カウンセリングで吐き出してもOK

前述の通り、「自分が嫌い」という気持ちを誰かに聞いてもらうだけでも心が軽くなる可能性があります。
そこでおすすめなのがカウンセリングです。

カウンセリングでは、「自分が嫌い」という感覚について、以下のような問いかけをしながら原因を紐解き、楽になる方法をカウンセラーと一緒に考えていきます。

  • 「自分が嫌い」という気持ちはどのような経験から起きているのか

  • 「自分が嫌い」ということはどういうことなのか

  • どうすればその気持ちから解放されるのか

「自分が嫌い」という気持ちは、自分の心の内側のやわらかいところ、深い部分と関わってきますので、それを他人に話すということが、はばかられる場合もあるでしょう。
そんな時に、第三者であり心理の専門家のもとでカウンセリングを受けるという選択肢を検討してみても良いかもしれません。。

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