中島 みずは

40代・女性・ カウンセラー歴12年

  • 電話(電話番号を使用)
  • 音声通話(Zoom・映像なし)
  • ビデオ通話(Zoom・映像あり)
  • 書くカウンセリング
得意分野
自分の気持ちを見ていくこと・自己理解・愛着障害・親子関係・生き辛さ

cotreeからの紹介文

表情が豊かで明るい印象のカウンセラーさんです。高校の相談室・精神科クリニック・大学の学生相談室・電話相談など幅広いご経験をお持ちです。家族関係、ネグレクト、虐待、愛着の課題について相談したい方に、おすすめのカウンセラーさんです。

セッション 初回:5,500/45分(2回目以降:7,480円/45分)

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カウンセラー詳細

得意分野
自分の気持ちを見ていくこと・自己理解・愛着障害・親子関係・生き辛さ
主な資格など
臨床心理士
経歴
・大学理工学部物理学科卒業。 ・大学在学中に、人の心の仕組みをじっくり考える心理学に興味を抱き、大学院から心理学を専攻。大学院教育学研究科臨床心理学専攻修士課程修了。 ・2013年から、高校のスクールカウンセラー・精神科クリニック・大学学生相談室・電話相談などでカウンセリングの仕事に従事。 ・FAP上級修了。 ・愛着・虐待・心理発達について精神科医の高橋和巳氏の理論を学び、現在のカウンセリングの土台となっている。 ・2023年、山口修喜氏のもとでトラウマケアに関する総合トレーニングに参加。 ・AEDP JAPAN Level1。 ・ボディコネクトセラピー コアスキルトレーニングコース修了。
メッセージ
はじめまして。 プロフィールページをご覧くださり、どうもありがとうございます。 このページをご覧下さっているあなたは、生きづらさや対人緊張を抱えていらっしゃったり、育った環境に悩んでいらっしゃったり、なぜ今こんな症状があるのか自分のことを理解したい、と思っていらっしゃるのかも知れませんね。 少し、私がカウンセリングで行っていることをお伝えさせていただきます。 ご予約をお考えの方は、ぜひ参考にして頂ければと思います。 【感情・感覚に焦点を当てていく】 感情は、変容していくための媒体と考えられています。 本来感情に悪いものはありません。 あらゆる心理的なお悩みは、本来感じるべき感情が強すぎたり辛すぎたりして耐えられず、我慢して感じることをストップしてしまうところから生じると考えられています。 お一人だと感じることがお辛い感情を、カウンセリングの安全な場と安心できる関係性の中で、少しずつ見ていってあげる、ということを、カウンセリングの目的の一つとしています。 感情を感じきると、変容や気付きに繋がるからです。 【心をパーツとして捉える】 心は一つではなく、いくつもの部分(パーツ)があると考えられています。その一つ一つのパーツは、互いに矛盾するものもあります。 カウンセリングでは、一つ一つのお気持ちをパーツと捉え、パーツの声としてお聴きしていきます。そうすると、お気持ちに巻き込まれなくなったり、過剰にご自分を責めなくなったり、感情の解放が起こりやすくなります。 カウンセリングでは、イメージを使ったパーツワークを行うことがあります。 【愛着形成がどのようなものかという視点で理解していく】 主な養育者との心のつながり(愛着)がどの程度であったかという視点を持ちながらお話をお聴きします。 なぜなら、それが今の生き方やお悩みの土台となっているからです。 親との心のつながりがほとんどなかった方は、親がなぜあんな振る舞いをしたのか、なぜ突然そういう反応になるのか分からない、というような、親を理解出来ない体験をされていると思います。そのような方は、人と心がつながってほっとするという体験をほとんどしていないことになりますので、今現在、世の中がとても怖く緊張するものとして感じられているかも知れません。 「親との心のつながりがない」という状態は、通常はなかなか理解されず、孤独に悩まれている方も多いかと思います。 カウンセリングでは、愛着が上手く結べなかった方に対しても、様々なワークをご一緒に行いながら回復に向けたサポートをさせて頂きます。 お話を伺い分析を重ねながら、ワークも取り入れ試しながら、お一人お一人の回復への道を、共に模索させて頂きます。 ご興味のある方は、ぜひ一度、ご連絡ください。 (※カウンセリングは、出来ればビデオ通話で受けて頂くことをお勧めします。お声だけですと、お気持ちの非言語的な部分をすくえなくなってしまうためです。 ご事情のある方は、音声通話や電話相談をご利用ください。)

Q&A

〜質問と中島 みずはカウンセラーの回答〜

Q. 心理的ネグレクトとは何ですか?
A.  心理的ネグレクトとは、養育者からの心理的なケアが与えられない状態のことです。衣食住という身の回りのケアは与えられても、子供の体調が良いか悪いか、どのような遊びが好きか、どのような食べ物が好きか、どのような経験をしてどのような思いをしているか、今どのような気持ちでいるか、そのような子供の内面に一切関心が与えられず、気が付かれない状態を指します。  養育者自身が子供のことを見てあげられていないことに気が付いており、しかし自分の問題で精一杯で子供と向き合う時間が取れない、と気にしている場合は、心理的ネグレクトではありません。  心理的ネグレクトは、養育者自身が、子供に興味がないことを気にしていない状態を指します。  例えば、子供が親の前で転んで怪我をした時、通常親は、子供に駆け寄って心配したり、気を付けて歩きなさい、と叱ったりします。あるいは、注意して見ていなかった自分を反省するかも知れません。とにかく、子供が転んで、痛い思いをしただろう、という共感が生じます。共感が生じた後どのように反応するかは、親によってそれぞれです。  心理的ネグレクトをする親は、子供が転んで怪我をした事実は目に入りますが、痛かっただろう、という共感が生じません。ですから、見ているだけになったり、軽く笑っておしまいにしたり、全く別のことを考えていたり、ということになります。  この心理的ネグレクトがある場合、暴力暴言や身体的ネグレクトなど目に見える虐待に発展することもあります。共通するのは、子供の感情や痛みに対する共感が出来ない、ということです。
Q. 愛着とは何ですか?
A.  愛着とは、主な養育者と子供との間で結ばれる、根底的な絆のことです。愛着は、子供が2歳くらいまでの間に、主な養育者と「お腹すいたね」「眠くなっちゃったね」など、沢山気持ちを共有することで培われるものです。  例えば子供が「寒い」と感じた時に、養育者がその寒さを感じ取って、「寒くなっちゃったね。セーター着ようね。」とセーターを着させてあげることで、子供は自分の感覚を理解された安心感を知り、自分の気持ちは大切にしていいのだ、自分の不快感は解消していいのだと知ります。この養育者との経験を通して、世界は信頼していいものなのだという、世の中に対する根本的な安心感が培われます。  一方で、幼少期に養育者に理解された、気持ちが通じ大切にしてもらった経験が全くなければ、あるいは乏しければ、世界から自分は歓迎されていない、自分は大切にされない存在なのだということを学び、世界が大変怖いものになります。
Q. 愛着障害とは何ですか?
A.  精神科医の高橋和巳氏は、愛着障害を「養育者との間に愛着関係が成立しなかったこと」としています。これは、単に親が分かってくれなかった、意見が合わなかった、愛情が不足していた、ということではなく、親が、子どもの気持ちを理解する能力がもともと「なかった」ことを指します。  これは、通常はなかなか理解できません。なぜなら、親に子どもの気持ちを理解する能力が「もともとない」ということは、あまり起こりえないからです。子どもが寒そうな恰好をしていれば、親も、セーターを着せるか否かに関わらず、「寒そうだな」と気付くことはできます。子どもが転んで怪我をすれば、親は、慰めるか叱るかに関わらず、「痛そうだな」と感じることは出来ます。気持ちを理解する能力が「ない」とは、子どもが寒いだろう、痛いだろうことに、そもそも気付かないことを指します。  このように親の側に気持ちを理解する能力がもともと「ない」場合、子供は世の中を信頼できない、人との繋がりが持てず、信頼関係が怖い状態となります。ここでは、その心の在り方を愛着障害としています。